その他いろいろミクロマン

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ミクロシスター   エル、シオン、ラン、オルガ
ミクロマン ミクロシスターシリーズ   MS-01、MS-02、MS-03、MS-04
タカラ   定価 各1300円


従来の物よりふたまわりほど小さい完全新規素体を使用した、新しいシリーズです。
いわば、ミクロマンシリーズの「妹分」的存在ということになるでしょうか。
そのあまりの小ささ故に遊びづらかったり、関節保持力が弱めだったりと、いささかの問題はあります。
下に続く文章でも問題点ばかりを列挙している印象ですが、しかし私は今回発売の4種とも、それぞれ結構気に入ってしまいました。
なにより、今までにない路線の投入により、世界がグッとワイドに広がったという感じがします。
今後の展開にも期待したいですね。
パッケージは、マグネフォースシリーズと同じ大きさ。
縦長でコンパクトなため、これならたくさん集めても大丈夫ですね。(笑)
パッケージ台紙には、4種それぞれのアクセントカラーが使用されており、大変ポップでカラフルな印象です。
パッケージ内の写真。

写真のエルのパッケージは今一つスカスカ感がありますが、他の3人のパッケージは人形を中心にアーマーや装備がびっしりと収納されています。

問題は、4種ある各商品専用の説明書が付属しないため、装備の付け方にとまどうことがあるということ。
パッケージ裏の写真しか参考にするものがないというのは、いささか不親切ですね。
ミクロシスター4種に共通の付属品。
パンフレット、スタンド1組、換装用手首です。

スタンドは、台座部分の右半分に、パッケージ裏のエンブレム(?)を切り抜いてセットするように推奨されているのがおもしろいところ。
支柱を組み合わせて、空中でのポーズにも対応できるようになっているのが今回のポイント。
しかし、腰を掴むアーム基部に可動軸がないため、いまひとつ使いづらい物になってしまっています。
また、台座を虫ピンで壁に固定してディスプレイする事ができるのも、ユニークな点です。
ミクロシスター全種類に共通の付属品、手首4種。

ホルダーに固定されていない一番下の物は、あらかじめ人形にセットされている物です。
この一番下と一番上の手首は、可動軸なしの固定仕様。
真ん中2種の「武器持ち手」と「銃持ち手」には、従来同様の可動軸があります。

手首が全部で4種というのは、ちょっと少ないという印象ですね。
例えば、「指さす手」などもあったら良かったのですが。
また、「握り手」と「平手」も可動する物が欲しかったところ。
ミクロシスター全種類に共通の付属品、パンフレット。

凝ったパンフレット(カタログとも言う)を商品に付属させるのが旧ミクロからの伝統ですが、今回の物は形からしておもしろいです。
表紙の「MICROSISTER」のロゴデザインがかわいくて、シリーズの特徴をうまく表現しています。
ビラビラッとめくると、バックストーリーや商品特徴、各商品の解説などが載っています。
「人間とミクロマンとの架け橋になろうとしている」というバックストーリーも、私は好きですね。
ただ、シャンニーの設定にインスパイアされたか?という印象もあり。(笑)
また、絶滅したことになっているはずのミクロ生命体を人間が認知しているなど、現在クアントに連載中のマンガの設定とは若干ずれる部分もありますが、まあ各自脳内補完ということで。(笑)
身体をバラバラにしたところ。

今回の新素体ではネジは背中の一カ所しか使用されておらず、簡単にばらす事ができます。
組み替えが容易なのは嬉しい点ですね。

アーマー類を装着させるときも、いったんばらして付けるようになっています。
上半身部分。

小さいにも関わらず、かなり細かいパーツ分割です。
お腹部分のパーツには、ちゃんと「おへそ」があるのがポイント。(笑)
おへその裏側(背中側)にも縦にくぼみがありますが、シリアルナンバー(?)がモールドされているため、前後逆に付けてしまう心配はありません。

上半身アップ。

首はダブルボールジョイントになっています。
が、あまりその効果は実感できず。

肩関節は引き出し式になっているなど、芸が細かいです。
ただし、いささかゆるいのが残念。
下半身部分。

シスター4種とも、私の買った物は股関節(特に右)がゆるい状態でした。

フトモモパーツとスネパーツは、右用のパーツに共に身体内側部分にポッチ(小さいくぼみ)があり、それで左右の判別ができるようになっています。
特にスネパーツは左右で形状が似ているため、この配慮は当然とはいえ嬉しいところ。
足首部分のアップ。

今回の新素体の目玉のひとつですね。
従来品はボールジョイントだったのですが、今回はかなり複雑なつくりになっています。
つま先が可動するので、細かい表情づけが可能です。
これは、意外に大きな効果がありますね。
いじっているうちに、かかとから先の部分が取れてきてしまう傾向があります。
それ以外は、特に不満は感じませんでした。
ミクロレディとの比較。

まさに大人と子供ほどの身長差があります。
シスターは確かに良くできているのですが、あまりに小さすぎて遊びづらいという印象なのが残念。
全体的なスタイルやシルエットは、ミクロシスターの方がはるかに上ですね。
後ろから見ると、それが強く実感できます。
特に、背中やおしりの差が顕著です。

この仕様で、ぜひミクロレディVer.2を開発していただきたいところです。




ミクロシスター エル
MS-01


他の3人に比べ付属品が少ないのが残念な点。
多目的ジョイントパーツなどを同梱してくれたら嬉しかったのですが。

コギャルを意識した装備(ルーズソックスなど)については、まあ広い心で受け止めましょう。(笑)
ただ、ミクロ生命体には大きすぎ人間には小さすぎるという、謎の武器(?)「モバイルブラスター」の存在はいささか微妙ですね。

顔の造形については、実はあまりかわいくないのかもしれません。
眉毛の形からか、ちょっと困っているような顔に見えてしまいます。
髪型が後ろから見ると「ワカメちゃん」なのは、つっこみ所ですね。(笑)
ヘッドセットがパッケージ写真のように頭にピッタリと密着できないのは、もしかしたら個体差なのかもしれません。

胸アーマーを付けると頭の可動範囲が少し制限されてしまうようなので、アーマーの首にかかる部分を薄くしてやるといいでしょう。

ミニスカート風アーマーは、いろいろポーズを付けていると次第に上の方にずれていってしまうのが危険ですね。(笑)




ミクロシスター シオン
MS-02


軟質樹脂製のアーマーが、汚かったり塗装がはみ出している物が多いので、購入時に店頭でよく確認した方がいいです。
また、購入後は融着を避けるために、パッケージにしまったままにはしない方が良いと思います。

パッケージを開けると、これでもか!というくらいにビッシリとパーツが配置されており、かなりのお買い得感があります。
これはとても嬉しい点ですね。
巨大なハンドベル風の物や天使の羽根など、個性的なパーツが多いのも楽しいです。

ただ、やはり巨大な武器を持てるほどの関節保持力はありません。
また、ポーズをつけていると肩アーマーの透明部分がポロポロ取れてきたりと、少しストレスを感じる点があるのが残念です。

顔は、ほっぺたがぷっくらとしているところがかわいい感じ。(笑)
前髪を冠状の物に換装できるのも、なかなかおもしろいです。




ミクロシスター ラン
MS-03


おへそ部分に白い塗料が溜まっている物があるため、購入時には店頭で確認が必要です。

胸アーマーの固定が非常に難しく、ポーズを付けていると外れてしまうことがあり、かなりイライラします。
両面テープを使用した方がいいかもしれません。

頭は、前髪を外して仮面状の物に換装することが可能。
仮面を付けても口元が見えているのがかっこいいですね。
顔の造形からみて、ツンデレ系のキャラなのではないかと想像してみたり。(笑)

ボディカラーもクールにまとめられており、アーマーのメッキブルーとも相まってかなりいい感じ。
「かわいい」と「クール」のバランスが絶妙です。




ミクロシスター オルガ
MS-04


頭部と胸部の透明パーツは、脱着可能。

頭部の透明パーツですが、今回紹介のアップの写真では隙間がありますが、これはもっと密着させることができます。
というか、もう少し時計回りに回転させた位置がデフォルトのようです。
顔はよく見ると、実はかなりの美人さんですよ。(笑)

胸パーツは他の3人と違い、メッキパーツでメカっぽさが演出されています。
なにげに、高級感あり。

付属するパーツ群は使えそうな物が多く、シスターシリーズ中では人形が一番クールなデザインということもあり、かなり気に入ってしまいました。
シスターの路線があまり好きになれないという人も、このオルガだけは購入してみてはいかがでしょうか。




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