ミクロマン以外のおもちゃ

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超合金魂 宇宙戦艦ヤマト
GX-57
バンダイ   定価 22000円


2010年11月27日、宇宙戦艦ヤマトが超合金魂として発売されました。 
実写版の映画公開を数日後に控え、再びヤマト関連商品が盛り上がっていた所を狙うかのようなタイミングでした。
ヤマトは過去(2001年4月)にはポピニカ魂として発売された事がありましたが、今回は超合金魂としての発売です。
これはおそらく「ポピニカ」よりも「超合金」というブランド名の方が、世間的に認知度が高いという理由からなのでしょう。
ポピニカ魂ヤマトは当時としては最高峰のヤマト玩具だった訳ですが、さすがに10年経った現在の目で見るといろいろと辛い部分があるのも事実です。
その点今回の超合金魂ヤマトは様々な点でポピニカ魂版の欠点を改良した、いわばバージョン2として捉える事も出来そうです。
また2009年11月に発売されたタイトー製のプライズ(宇宙戦艦ヤマト復活篇スーパーメカニクス)は当時過去最高のシルエットだと思いましたが、今回はそれにも負けていないフォルムだと思います。


1/625スケールで全長約425mmとかなりの大きさで、艦底の一部と主砲・副砲本体に金属パーツを使用しているので、重量感もバッチリ。
フルカラーLEDを使用したライトギミック、さらに劇中そのままの効果音やBGMを使用したサウンドギミックも搭載されており、実際にいじった際の満足度は非常に高いものでした。
現在入手可能なヤマトの玩具としては、これが最高の物である事は間違いないでしょう。
ヤマトファンならば買っておいて損は無いと断言出来ます。






「パッケージ」
大きな横長のパッケージ。
上面にはシルバーの船体シルエットが配置されているなど、高級感がある。
ここで1つポイントを。
正面のメインビジュアル、ヤマトのバックの地球が青い点に注目。
つまり第一作目以降がモチーフになっているという事が良く分かる。
右から二番目の写真、初回特典の告知はシールで処理。
一番右の写真は、雑誌ホビージャパンとの大きさ比較。
パッケージがかなりの大きさである事が分かると思う。






「内容物」
発泡スチロールに収まった本体とブリスターが2つ。
初回特典のドリルミサイルは、白い箱に入っていた。
(左の写真、右上)
本体を発泡スチロールから取り出す時は、慎重かつ丁寧に。
艦本体からあちこち飛び出している突起が多いので、折ったり曲げたりしないように要注意!
ポピニカ魂では細かいパーツを自分でランナーから切り離して組み立てなければならなかったが、
今回の超合金魂では3つの主砲と2つの副砲を艦本体にセットするだけで完成。
遊んだ後も簡単に元の箱にしまって保存出来るというのは、非常にありがたい。
(ポピニカ魂ではそれが出来なかった)






「取扱説明書」
カラー6面・白黒2面で、ギミックなどを説明している。






「ヤマト、全体の外観をいろいろな角度から」
2001年4月発売のポピニカ魂と比較すると、シルエットは格段に良くなっている。
特に波動砲周辺のラインは確実に進化していると言えるだろう。
またポピニカ魂は右舷側艦首にサウンドギミック用のボタンがあったが、
今回は赤外線リモコンを採用しているので右舷側もスッキリ。
ポピニカ魂版はギミック優先の玩具だとすると、今回の超合金魂版はディスプレイ重視のホビーという感じだろうか。
※ポピニカ魂のヤマトについてはこちら
また当サイトでは前にタイトー製プライズのヤマトをべた褒めした事があるが、
今回の超合金魂版はそれに勝るとも劣らないシルエットだと思う。
※タイトー製のプライズ(宇宙戦艦ヤマト復活篇スーパーメカニクス)についてはこちら
最下段一番右の写真は、雑誌ホビージャパンとの大きさ比較。
かなりの大きさである事が良く分かると思う。






「波動砲周辺のライン」
波動砲周辺を正面から横に移動して撮影。
波動砲周辺部にはクリアパーツが使用されているが、艦の成型色がグレーなので波動砲内部もグレーに見え、違和感は全く無い。
砲口は小さすぎず強調もされすぎず、ちょうど良い塩梅で立体化されていると思う。
発売前にネットで発表された画像を見て拒否反応を示す人もいたが、
私は実際にこの現物を目にして、実に良いシルエットだと感じた。
この超合金魂とほぼ同時期に発売されたヤマトの1/500プラモデルはテレビ版第一作目を意識しており、
波動砲周辺部は膨らみのないスッとした造形だった。
(それはそれで非常にカッコイイ!)
そのため今回のこの造形は、商品としての両者の良い差別化になったのではないだろうか。






「細部のディテールをアップで」
艦全体のシルエットはタイトー製プライズと同レベルだと前述したが、
細部のディテールはさすがにこちらの方が遙かにレベルが高い。
またポピニカ魂と比較すると、そちらでは尾翼などに軟質樹脂製パーツが多用されていたが、
今回の超合金魂では全てプラ製でカッチリとしている点も良いポイント。
ただしこれは扱いに注意しないと折れたり根本が白濁化しやすいという事でもある。
ヤマトはあちこちから突起状のパーツが伸びているので、遊ぶ時は十分に注意して欲しい。
もしも机の上から落としたりしたら、どこかが一発で折れてしまうだろう。

最上段一番左の写真、甲板に6つの縦穴が空いているが、これはサウンドギミック用のスピーカーのため。
最下段左から二番目の写真、第三艦橋もかなり正確なフォルムが出ている。
最下段一番右の写真、下面から見た補助エンジンのディテールも実にいい感じ。






「屋外で撮影」
スケールが大きくディテールが細かいという事で、自然光でも撮影してみた。






「艦載機」
同スケールの塗装済み艦載機が8機付属。
コスモゼロ、ブラックタイガー(2機)、100式探索艇。
コスモタイガーU(加藤機)、コスモタイガーU(山本機)、コスモタイガーU(三座タイプ)、救命艇。
柔らかめの素材でディテールや塗装がやや甘いが、
その大きさを考えれば十分許容範囲だろう。






「初回特典のドリルミサイル」
対ガミラス戦争時、七色星団での戦いにおいて、ヤマトを轟沈寸前まで追い詰めたドリルミサイルが付属。
ドリル部分を換装する事で、ヤマトの波動砲内部にめり込ませる事が可能。
兵器としての実用性や必然性はともかく、視聴者としてはこの兵器や戦法にとてつもないインパクトを受けた。
ただ、これを初回特典として付けるメリットがどの程度あったのだろうか?
正直、この特典で購買意欲が大きく掻き立てられるという事は無いように思う。
その分艦載機を増やすなどした方が良かったような気もするのだが・・・・。






「艦首レーダーとロケットアンカー」
ここからはギミックの紹介。
まずは艦首レーダーだが、艦底先端部を取り外す事で内部を見る事が出来る。
またロケットアンカーは、金属チェーン付きの射出状態の物が2つ付属している。
しかし私が購入した物はアンカー取り付け部分が硬くて艦本体から取り外せなかったため、
破損を恐れて換装はしなかった。






「主砲と副砲の可動」
第一主砲・第二主砲・第一副砲は連動して手動にて左右に旋回可能。
同様に、第二副砲・第三主砲も連動して旋回させられる。
また各砲身は一本ずつ上下に可動が可能。






「パルスレーザー砲塔群」
右舷側のパルスレーザー砲塔群下にあるダイヤル(一番右の写真、赤丸内に注目)を回す事で、
左舷側のパルスレーザー砲塔群を旋回させられる。






「煙突ミサイル」
右舷側の楕円(右の写真、青い矢印に注目)を上下に動かす事で、ミサイルを展開させる事が可能。






「その他のギミック」
一番左の写真、第三艦橋底部の搭乗タラップが開閉可能。
左から二番目と真ん中の写真、左舷側の艦載機格納庫側面が開閉可能。
付属の艦載機を収納する事が出来る。
右から二番目の写真、艦載機用出撃ハッチが開閉可能。
このハッチを開ける際は、一度格納庫側面を開いて中から開けると良い。
一番右の写真、艦尾カタパルトにはコスモゼロを配置する事が可能。






「安定翼」
安定翼は差し替え式で再現。
翼の付け根部分にあたる装甲板がスプリングで艦本体に引っ込むようになっている。
この方法だと翼の大きさやカタチも自由に出来るので、実に素晴らしい方法だと思う。
ポピニカ魂では差し替え無しで翼が艦本体に収納可能という仕様だったが、
それをムリに踏襲していなくて良かった。






「スタンドの角度調整」
ディスプレイスタンドは支柱のパーツを付け替える事で、艦首を上に向けた状態でもディスプレイが可能。






「ライト&サウンドギミック用電池の収納と赤外線リモコン」
今回の超合金魂ヤマトには、ライト&サウンドギミックも搭載されている。
ライトギミックは波動砲、艦橋、波動エンジンの三カ所。
(波動砲と波動エンジンにはフルカラーLEDを採用)
サウンドギミックは波動砲チャージ&発射音、主砲発射音、パルスレーザー発射音、艦内警報音、エンジン始動音となっている。
さらにBGMも4曲収録されているのが面白い点。
効果音を同時に複数鳴らす事は出来ないが、BGMと一緒に鳴らす事は出来るので、
ノリノリでヤマトごっこを楽しめるのが非常に嬉しい。(笑)

上段左の写真、艦本体に単四電池2本(別売り)を入れる。
第三艦橋の付け根部分がフタになっているのだが、力ずくでまっすぐ下(艦底方向)に引っ張る事で開けられる。
このフタは意外と硬いので、取り外しの際はちょっとビクビクしてしまった。
艦本体から出ている各種突起物を折らないように、十分注意して欲しい。
上段真ん中の写真は、ディスプレイスタンドから赤外線リモコンを取り外した状態。
下段左の写真、赤外線リモコンの各ボタンが、どことなく松本零士っぽいデザインなのが良い点。
下段真ん中の写真、赤外線リモコンにも単四電池2本(別売り)を使用。
各ボタンの役割については、下段右の写真を参照。






「波動砲のライト&サウンドギミック」
赤外線リモコンのボタンを押す事で、波動砲のライト&サウンドギミックが発動。
ボタンを一度押すだけでは波動砲は発射されず、30秒以内にもう一度押す事でようやく発射されるという仕様が実に面白い。
またフルカラーLEDが採用されているので、写真のようにレッド・オレンジ・パープルと色が変化するのも見ていて楽しい点。
単に光が点いたり消えたりするだけでなく、光の強弱や点滅のスピードについてもちゃんと考えられているのは素晴らしいと思った。
このギミックについては下に動画もあるので参考にしてみて欲しい。






「艦橋部のライト&サウンドギミック」
赤外線リモコンのボタンを押す事で、警報音と共に第一艦橋・第二艦橋・艦長室のライトギミックが発動。
光が点滅するのだが、これは少しおもちゃっぽかったかもしれない。
このギミックについては下に動画もあるので参考にしてみて欲しい。






「エンジンノズル部のライト&サウンドギミック」
赤外線リモコンのボタンを押す事で、エンジン音と共にメインエンジン・補助エンジンのライトギミックが発動。
ここにもフルカラーLEDが採用されており、写真のようにオレンジ・パープルと色が変化する。
このギミックについては下に動画もあるので参考にしてみて欲しい。






動画

「波動砲発射 その1」


赤外線リモコンのボタンを一度だけ押した状態。
まだ波動砲は発射されません。





「波動砲発射 その2」


赤外線リモコンのボタンを押した後でもう一度押し、波動砲を発射。
二度目のボタンを押した時、トリガーを引く「ガチャッ!」という音も入っているのが実に良い。
楽しくて、もう何度波動砲を発射したか分からないですよ。(笑)





「艦橋部のライト&サウンドギミック」


この警報音、実に懐かしい。
バックに爆発音やガラスの割れる音が聞こえてくるようです。(笑)





「エンジンノズル部のライト&サウンドギミック」


ヤマト独特のあのどこか哀愁さえ感じさせる音もバッチリと再現されています。




「主砲発射音」


これこれ、ヤマトの主砲と言えばやはりこの音なんです!
光の束が一カ所に収束されていく様が目に浮かぶようです。
最近公開された映画「ヤマト復活篇」では妙に軽い音になってしまっていましたが、
この効果音を変えたのは絶対にダメだと断言出来るでしょう。





「パルスレーザー発射音」


ヤマトは各本編でも意外と対空性能が高かった訳ですが、それもこのパルスレーザーのおかげ。
ありがたい音です。(笑)






「BGM 元祖ヤマトのテーマ」


当初音楽などはこの玩具に必要ないと思っていましたが、
実際にこうして聞くと知らず知らずに涙が・・・・。
音楽の力は実に偉大です。
ただラストがフェードアウトなので、この曲についてはあと少しだけ頑張ってきちんと最後まで収録して欲しかった所。





「BGM 無限に広がる大宇宙」


例の女性スキャットの曲。
真っ赤に干上がった地球に遊星爆弾が落ちて、輝く染みが広がる様子が目に浮かぶようです。





「BGM ブラックタイガー」


この曲についても、もう少し収録時間を長くして欲しかった・・・・。




「BGM 新コスモタイガー」


戦闘機の疾走感が実に良く出ていて、大好きな曲です。





「BGM 元祖ヤマトのテーマ+各種効果音」


効果音は2つ同時には鳴らせないが、音楽と混ぜて鳴らす事は可能という事で、
元祖ヤマトのテーマを流しながら各種効果音を適宜入れてみた。
はぁ〜実にいいです・・・・。(ウットリ)








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