ミクロマン以外のおもちゃ

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1/100 MG アッガイ
バンダイ   定価 4000円


まさかの「アッガイMG化」ですが、その出来は感動ものです。ズングリムックリした独特の体型を、見事に再現しています。
その昔、「HOW TO BUILD GUNDAM2」に掲載されていた、1/144アッガイの改造作例の出来の良さに、激しく驚いたことを今回思い出したりしました。(笑)

今回紹介した物は素組みで、 ゲート跡とパーティングラインの処理、一部をコンパウンドで磨いた程度。あとは右腕の爪を少し尖らせ、モノアイを蛍光ピンクで塗装しています。 
今回は付属のデカールやシールも貼らず、トップコートも吹いていないので、「簡単フィニッシュ」とさえ言えないようなものです。プラモデルと言うよりも、「組み立て式のおもちゃ」というスタンスで製作してみました。

キットの概要としては、各関節がかなり自由に可動。両腕とも伸縮可能ですが、右腕の爪はさらに伸縮が可能で、スプリングでシャキッと飛び出させられます。また、手動で爪を開くことも可能。
潜水艦のデッキを模したベースが付属しますが、このベースの折り畳み式の支柱を利用して、水中航行時の体勢で本体を飾ることが出来ます。あごを大きく上に向けられるのが効いています。
またその際、脚の裏に水流をイメージした透明パーツをセットする事が可能。また、左腕に魚雷発射時の水泡をイメージしたパーツをセットすることができます。この水泡のパーツがすこぶる良くできていて、雰囲気バツグンです。
MGシリーズ恒例となっている内部メカの再現も、今回はかなり気合いが入っています。みっちりと中身が詰まっているので、本体を手に持つとプラモデルにしてはやけに重いと感じます。
完成後も簡単に外装を外して中を見ることができるのですが、この辺りは「組み立て式のブロックおもちゃ」というような印象もあります。
同スケールのフィギュアは、「潜入工作員姿の座り状態のパイロット(アカハナ?)」、「アタッシュケース(爆弾)を持った立ち姿の潜入工作員」、「泳ぎ姿のアクアラング兵」、そして、「カツ・レツ・キッカ」の6体が付属。
特にカツ・レツ・キッカは米粒のように小さいのに、劇的に良くできています。立ちすくむキッカ、その手を引っぱるレツ、おどおどしているカツという具合に、ちゃんと芝居を感じさせる造形が驚異的です。

そして、アッガイと言えば最近ではすっかりデフォルトとなっている、あの「体育座り」も完璧に再現可能。少し内股気味に座らせると、かわいく見えます。(笑)
同スケールのカツ・レツ・キッカを頭の上に立たせるために、専用の台座までも付属させる辺りは、もうニクイばかりの至れり尽くせりぶりですね。

最後に、少し残念な点をひとつ。
腕と脚の付け根の関節が引き出し式になっているのですが、引きだそうとするとすっぽ抜けてしまう場合があります。
そのため、私は脚の関節軸にセロハンテープを二巻きほどして太らせました。

さてさて総評ですが、「定価でも買う価値あり」です。
「アッガイ好き」な人はもちろん、そうでない人も一家に一機は置いておきたい逸品です。
久々に、心からおすすめできると言えるでしょう。




仮面ライダーファイズ・ブラスターフォーム&オートバジン
S.I.C. VOL.29
バンダイ   定価 6800円

ファイズのブラスターフォームとオートバジンのセット商品です。
私はノーマルファイズを乗せるためのバイクが欲しくて買ったという感じで、正直バトルモードへの変形やブラスターフォームのファイズにはあまり期待していませんでした。
しかし、なかなかどうして、それぞれ意外に良かったりしました。

オートバジンのバイク形態は、期待通りかなり格好良く仕上がっています。ウインカーやブレーキランプがクリアカラーなのが良いです。
また、ビークルモード(バイク形態)からバトルモード(ロボット形態)へ変形可能。さすがに完全変形とはいかず、余剰パーツがあったりバトルモード用のパーツを付けたりしなければなりません。
このバジンのバトルモードですが、一部では「便器」などと揶揄されていますね。私も最初に雑誌に載ったイラストを見たときには「なんじゃこりゃー」と思ったのですが、実際に現物を手にしてみると、「これはこれでいいかも」などと思い始めています。(笑)

ファイズのブラスターフォームは、ボディーだけではなく手足も細部がノーマルファイズとは微妙に異なっており、黄色い透明の管のような形状の部分やふともものフィンなどのデザインが効いています。
背中のフォトンフィールドフローターは、差し替えなしでブラッディキャノンへ展開可能。
ブラスターフォームへの変身アイテムであり手持ち武器でもあるファイズブラスターには、設定通りファイズフォンを装着可能。展開すればフォトンバスターモードになり、銃口部分をクリア成型の刀身に付け替えれば、フォトンブレイカーモードにもできます。
他にも、ツールボックスやファイズショット・ファイズポインターなどが付属。ファイズフォンはノーマルファイズに付属した物に比べて、シルバーの部分の色が暗くなっているようです。

さて問題点ですが、オートバジンのパーツがポロポロ取れるということ。
バイク状態のバジンにファイズを乗せようとしていじっていると、あちこちのパーツがポロポロと取れてきてしまいます。
バジンは変形の際パーツを組み替える構造なのですが、それが災いしているようです。
また商品とは直接関係ありませんが、パッケージ裏の写真が妙に暗すぎるのもバッドポイントでしょうか。

この商品、とりあえず私は気に入りました。
やはりライダーはバイクに乗せてこそ、ですね。

ノーマルファイズとの比較


ノーマルファイズとバジン
やはりバジンに乗せるのなら、ノーマルファイズがいいですね





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