「パッケージ」
相変わらず大きな箱で、入手した時の満足感がある。
箱の裏に一通り商品の説明があるが、コスモクラッシャーの大きさなどは現物を見るまでは分からなかった。
「内容物一覧」
六神ロボが納められた発泡スチロールの箱と、その他の物が詰まっているブリスターの二段構造。
一番左の写真は、発泡スチロールの箱のフタを開けた状態。
紙製のスリーブで装飾されており、かつてのDX超合金を思い起こさせるニクイ演出に思わずニヤリ。
スリーブを取るとスチロール自体にもレリーフがあったりして、さらにビックリする。
写真にはないが、ストーリー紹介や作品解説などが収録された取扱説明書も付属する。
「六神ロボ」
ズラッと並べるとかなりの満足感で、妙に嬉しくなってくる。(笑)
それぞれ可動範囲がそこそこあるので、ただの棒立ちにならないのが良い点。
一番右の写真は、超合金魂マジンガーZ(リニューアル版)と超合金魂グレートマジンガー(リニューアル版)との大きさ比較。
スフィンクス・シン・ラーの3体は、超合金のスタンダードサイズであるダブルマジンガーたちと同程度の大きさである事が分かる。
「マーズフラッシュ」
ゴッドマーズ唯一の手持ち武器ということで、気合いの入った造形&仕上がり。
刀身部分はメッキだが、一片の曇りもなくすこぶる美しい。
スフィンクスとの比較から、かなりの大きさである事が分かる。
「ディスプレイベースやスタンドなど」
ゴッドマーズ用の握り手(左右)、マーズフラッシュ持ち手(右のみ)。
スフィンクス用開き手(左右)、ガイヤー用開き手(左右)など。
各種手首やマーズフラッシュは、組み立てたスタンドに保持しておける。
また、スタンドにコスモクラッシャーをディスプレイする事も可能。
明神礁については、ガイヤーの項で説明する。
「ガイヤー」
すらっと伸びた手足は、まさしく劇中のガイヤーそのもののシルエット。
胸部はクリアーパーツで、中にタケルらしき人物の姿も見える。
ガイヤーの大きさはミクロマンとほぼ同じ。
ちなみに、ガイヤーの代わりにミクロマンを使用して六神合体させることは不可能だった。
(ガイヤーはミクロマンよりかなり頭が小さい)
「ガイヤーの可動範囲」
首は胴体側がボールジョイント、頭側が軸可動で、飛行時など上を向いたポーズにも対応。
肩は軸とボールジョイントの二重関節で、二の腕部分にロール軸。
ヒジは二重関節、手首はボールジョイント(可動は若干)。
胴体は、胸部と腹部の接続がボールジョイント、腹部と腰がロール軸。
股関節はボールジョイントで、さらに関節自体を後ろに引き出す事で、お座りポーズなどにも対応。
(
超合金魂イデオンと同じ構造)
脚の付け根(股関節付近)にロール軸、ヒザは二重関節。
足首は上がボールジョイント下が軸可動で、つま先も軸可動。
・・・・という訳で、「これでもかっ」という具合に可動が仕込まれている。
その効果は、下を見てください。
「ガイヤーのアクションポーズ」
豊富な可動ポイントのおかげで、ありとあらゆるポーズが自然にこなせてしまう。
実に素晴らしい出来で、このガイヤーだけでも買う価値はある。
(単品発売して欲しいほど)
胸部と腹部のボールジョイント接続が非常に効果的なのが良く分かる。
下段の写真は、いかにもガイヤーらしい「飛行ポーズ」と「跳躍ポーズ」
劇中での金田伊功さん的ポーズが再現出来る!
「明神礁」
ガイヤーを収納しておく事が可能。
どことなくミクロマンコマンドを連想させる。(笑)
さらにスタンドを使用すれば、ベースにしっかりと固定も可能。
スタンドとベースを組み合わせて、発進シーンや飛行状態でのディスプレイも出来る。
「スフィンクス」
ゴッドマーズの胴体と頭部になる。
アイヌの置物のようで、どことなくかわいい。(笑)
頭は左右可動のみ。(変形時の仕組みを利用すれば、上を向かせることも出来る)
肩は上下と前後の軸可動で、肩と二の腕はロール軸接続。
ヒジは二重関節に見えるが実は一重関節なので、90度しか曲がらない。
股関節は超合金魂バイカンフーに多用されたタイプの関節だが、可動範囲は劇的に狭い。
ヒザは横ロール軸と、クリック入り上下可動。
なぜかスフィンクスには開き手も付属するが、「どすこーい」というポーズが似合うからか?
「ウラヌス」
ゴッドマーズの右腕になる。
頭は上下と左右の軸可動。
肩はボールジョイントで、二の腕との接続はロール軸。
ヒジは一重関節で、90度まで可動。
手首は横ロール軸。(合体時用に上下ロール軸あり)
腰は左右可動。
股関節はボールジョイントで、ふとももとの接続は横ロール軸。
ヒザは二重関節だが、合体時の伸縮のための物なので、可動は90度未満。
足首は上下と左右に軸可動するが、右足首は左右可動の範囲が狭い。(ゴッドマーズ時の手首を収納しているので)
「タイタン」
ゴッドマーズの左腕になる。
基本的な作りはウラヌスと同じなので、そちらを参照。
ただし足首は、左が左右可動の範囲が狭くなっている。(ゴッドマーズ時の手首を収納しているので)
「シン」
ゴッドマーズの右足になる。
頭は上下と左右の軸可動。
肩はクリック入りの前後と上下の軸可動で、二の腕との接続はロール軸。
ヒジは一重関節で、90度まで可動。
手首は横ロール軸。(合体時用に上下ロール軸あり)
腰の可動は合体時の変形のために、なし。
股関節はボールジョイントで、ヒザ付近に横ロール軸。
ヒザはクリック入りの軸関節だが、1クリック分しか可動せず、もの足りない。
足首は上下と左右に軸可動する。
「ラー」
ゴッドマーズの左足になる。
基本的な作りはシンと同じなので、そちらを参照。
「六神合体!」
六神ロボはいずれも顔を上に向ける事が出来るので、飛行ポーズが可能。
ただしスフィンクスは、ゴッドマーズの頭を出す途中の状態にしているので、正式なギミックとは言えない。
「スフィンクス(ゴッドマーズの胴体と頭)の合体準備」
上段: 頭部をどんでん返しの要領で転回、胸カバーを開いて畳んだ腕を収納。
中段: ガイヤーをジョイントにセットし、胸カバーを閉める。
緑の丸で示した部分がガイヤーに押しつけられることで、腹のGMマークが浮かび上がる。
下段: 頭の角を持ち上げる事で、口部分にガイヤーのダミーヘッドが姿を現す。
「ウラヌス(ゴッドマーズの右腕)の合体準備」
上段: 背中を開き、頭部と縮めた腕を収納。
下段: 脚カバーを開き、ゴッドマーズの拳を転回させて、脚を縮めて左右を密着させる。
基本的にはタイタン(ゴッドマーズの左腕)も同様の構造なので、写真は省略。
「ラー(ゴッドマーズの左脚)の合体準備」
上段: 胸カバーを開き、頭部と縮めた腕を収納。
下段: 左右の脚を縮め、密着させる。
基本的にはシン(ゴッドマーズの右脚)も同様の構造なので、写真は省略。
「ゴッドマーズ」
一切の余剰パーツなしで、ここまで綺麗な合体をするのが凄い。
背中から見た時、実にツルッとしているのが最大のポイント。
手足の大きさのバランスもおおむね劇中でのイメージ通り。
スラッとしており、それでいてボテッとしているという絶妙なプロポーション。
ただし、頭はいささか小さいような気もする。
また、ガイヤーの赤い脚が見えているのもちょっと気になる点。
「オプションの握り手を装着した状態」
ウラヌスとタイタンの脚に収納されていた可動タイプの拳を、見栄え重視の拳パーツに換装。
それでも、拳が腕の外側に付いている印象は多少残る。
「マーズフラッシュを持って」
可動タイプの拳と見栄え重視の拳、それぞれにマーズフラッシュを持たせられる。
可動タイプの拳には突起があり、マーズフラッシュの切り欠きにセットすることでしっかりと保持出来る。
見栄え重視の拳だが、マーズフラッシュの持ち手は右手のみ付属。
「ファイナル・ゴッドマーズ」
合体のために縮めた腕を伸ばす事で、マーズフラッシュを両手で上段に構える事も可能。
この時、ヒジは通常とは逆側に曲げる事になるが、違和感はあまり感じない。
一番右の写真は、腕の可動範囲を示した物。
ヒジは90度弱だが、それより問題なのは腕をまっすぐ横に開く(ブーンという感じの)ポーズが出来ない事か。
しかし合体システムの内包を考えると、これが限界かもしれない。
「脚の可動範囲」
正直、脚はあまり動かせられない。
ちょっと脚を開いても、きちんと接地出来るというのが主に見るべき点だろう。
一番右の写真は、脚の伸縮機能を利用すればこの程度まで曲げに対応出来るという例。
しかしスフィンクスの股関節がここまで広げられないため、意味がない。
この伸縮による脚の曲げは、いずれ発売される(?)超合金魂ゴッドシグマにも応用出来そうで、期待が高まる。
「大きさについて」
雑誌ホビージャパンとの比較から、ゴッドマーズの巨大さが分かると思う。
ダイキャストを多用した事による重量感もあり、圧倒的な存在感。
また、コスモクラッシャーとの大きさ比較もしてみた。
コスモクラッシャーもかなりの大きさで立体化された事が分かる。
ただし、ゴッドマーズとコスモクラッシャーの大きさの比率が、劇中での設定通りかは不明。
「コスモクラッシャー」
正直もっとショボイ物を想像していたが、予想に反して実に良く出来ている。
上段一番左の写真のアングルなどは、まさに劇中での印象通り。
初の立体化にしてここまでの再現度は凄い。
ただパッケージ等の写真だと、2つの斜めの垂直尾翼(1号の主翼)がもっと水平に近い状態に出来るはずだが、現物はここまでだった。
ランディングギアも展開可能。
最後の写真は、クラッシャー1号から3号までに分離した状態。
「クラッシャー各機」
上段: クラッシャー1号
中段: クラッシャー2号
下段: クラッシャー3号
「コスモクラッシャーの合体」
1号の主翼を根本から斜めに展開し、機体後部を下にスライドさせる。
2号機の機首を左右に開き、先端を後方に移動させ、胴体を開く。
1号機の主翼を2号機の胴体と主翼の間に挟むようにして、2機を上下に重ねる。
2号機の機首を1号機の胴体に密着させる。
1号機の機首を下に折り曲げ、カナード翼を展開する。
2号機下部のハッチを開き、主翼を畳んだ3号機をセットする。
番組本編の分離シーンではいったいどのような構造になっているのかさっぱり分からなかったが、今回ようやく理解できた。(笑)
立体物で合体分離のプロセスを理解した上で改めて動画を見ると、なるほどーという感じ。
かなり設定に忠実に再現されている。
おまけ
「後期オープニングを再現」
かなりやっつけです。(汗)
