ワンダーフェスティバル2011夏 アッセンブルボーグ トークライブ レポート

2011-07-24



2011年夏のワンフェスでは、海洋堂ブースにおいて
大々的にアッセンブルボーグの第5章が展示されていた事は既にお伝えしました。
※2011年・夏のワンフェス、アッセンブルボーグ関連についてはこちらを参照
そしてこの日、同会場にて14時からはトイライブによるトークライブも行われたのです。

なにしろアッセンブルボーグの心臓部である内藤泰弘さん、神宮司訓之さん、箕輪豊さんの3人が
勢揃いしてのトークライブという事で、弥が上にも期待が高まります。
3人揃ってのファンとの交流いう意味では過去にもチャット大会がありましたが、
今回はその姿を目の当たりにしながら肉声を聞けるというチャンス。
話の細かいニュアンスまでもたちどころに伝わってくるという利点がありました。

ではサッソク当日の会場の様子から見ていきましょう。







ステージ全景。
トークライブのステージは海洋堂ブースの一角に作られており、
想像していたよりずっと狭い感じでした。
客席はライブ開始時間直前に展示Cとタッチ&トライコーナーをかたづけて
パイプ椅子を20脚ほど並べて作ったという状態。
(それぞれの位置関係についてはこちらを参照)
てっきりもっとちゃんとしたステージだと思っていたので、ちょっとビックリ。(汗)







ステージ上のテーブルのアップ。
マイクとPC(mac)が用意されています。
PCは後ろのモニターに各種関連画像を表示させるための物。







ステージ上、テーブルの後ろの壁際。
左右にトイトライブ自らの作という組み換え作例が多数展示されていました。







司会の女性(たぶん海洋堂の社員さん)の紹介でトイトライブの3人がステージに登場!
椅子がステージに用意されていなかったり、マイクがハウリングをおこすなど、
開始早々から問題が続出していました。(笑)
今回の第5章のデザインは全て箕輪さんが担当(ハデスポッドのコンセプトデザインは神宮司さん)という事で、
箕輪さんの調子の悪いマイクを神宮司さんのマイクと交換。
前半で神宮司さんが今一つ口数が少ないのは、実はそのためでもあります。
しかしそんなトラブルさえもネタにしつつ、トークライブは和やかなムードでスタートしました。







とその前に、なぜかステージ上に運ばれてきたビールで3人が乾杯。(汗)
内藤さんは「気が小さいので飲まないと話が出来ない」などと言いつつも、
見事な進行で話の流れを仕切っておられました。







今回のトークライブのテーマはアッセンブルボーグ第5章について。
10月1日発売のデビルズブラッド、アシッドワーム、
12月1日発売のトーチャーマニア、ハデスポッドについてです。
(会話の内容については、一部○で伏せ字にしている部分があります)

「まずはその前にアッセンブルボーグについて簡単に説明しておかなければならないでしょう」と内藤さん。
「ここにいる人で知らない人はいないと思いますが」と言いつつ挙手を求めると、
やはり手を挙げる人は全くいませんでした。
「じゃあ飛ばしていいのかな・・・・分かりやすく言うとリボルテック・○ヴァからエ○ァを抜いた所」
などと相変わらず冗談を飛ばしつつも好評のうちに第5章まで来た事を内藤さんが告げると、
「とうとうここまでこぎつけたねっ!」と熱く語る神宮司さん。
今回久々の悪役リリースという事で、
「ずーっとずーっとずぅーっと後回しで、もう悪役いらねえんじゃねぇ?」と心配したという箕輪さん。
「違うんです、悪役は売れ方が六がけなんです。アッセンに限らず悪役とはそういうものなんです。」
と内藤さん。
「しかし今回の我々のは自信作で、フィギュア王の編集長の○山さん(女性)も大のお気に入り!」
との事。
その後内藤さんからは、「アッセンブルボーグはタカラSFランド(※1)へのオマージュとしてやってきた」
との説明がありました。
(※1 玩具メーカーのタカラから発売されていた「変身サイボーグ」、「アンドロイドA」、
「ミクロマン」など、原作無し玩具オリジナルデザインの一連の商品群)

「僕らが小学生頃に変身サイボーグとかあって、
買って貰えなくて非常に悔しい思いをした訳です。」と内藤さん。
「どうしてアッセンブルボーグが3種かというと、
変身サイボーグや(敵の)キングワルダーが3種だからなんです。」など、
内藤さんは往年のタカラ系オリジナルSF玩具への強い思いを語っておられました。

後ろのモニターとPC(mac)を接続して写真などを表示させつつ分かりやすく説明。
しかし箕輪さんが操作に戸惑って、内藤さんからツッコミを食らう等の場面も・・・・。(笑)







アッセンブルボーグのルーツについて説明したので、
ここからはいよいよ第5章の一つ一つのアイテムについて解説していこうという流れになりました。
(以下、一部敬称略)

まずはデビルズブラッドです。

単体でも様々な組み換えが出来るという事を、後ろのモニターでスライドショーにより説明。
武器持ち手がついてない代わりにヒジから交換するシステムとの事です。
(素体の武器持ち手は付属しています)

箕「デビルズブラッドは肩の翼がポイント。最初はもっと小さかったけど内藤さんのアドバイスで大きくしました。」

内「それから単行本3冊出したってくらい昔の話なので、もう完全に忘れてました。(笑)」
内「腕を脚にしたり脚を腕にしたり、さらにいろいろな方向に穴が開いているので、
レゴっぽく多彩な組み換えが出来るんですよね。
あと、顔が前後二方向に使えるのもポイントです。」




ここで決定稿前のデザイン画をモニターでいくつか紹介。
決定稿のデザインと立体物がそっくりという事から、原型担当の寺岡さんの話へ。

内「この間海洋堂に行った時にいらっしゃらなくて、どうしたんですか?と聞いたら、
『今朝まで原型作って入院しました』って。(笑)」

箕「頭に関しては鬼のように修正を出してしまいました。
今にして思うと、なんであんなことをしていたんだってくらい。(汗)」

内「お前ルー○スアーツかっ!てくらい。(笑)」

箕「ホントにすいません。ありがとうございました。」

内「そのテスト原型が、もうスゴイ精度で。」

箕「最初のジャークのSAP(スペシャルアッセンブルパーツ)なんかでもビシビシに尖ってて、
コレ絶対みんなケガするっ!て。(笑) まぁ僕はチクチクするの大好きなんですけど。」

内「えぇっ?(滝汗)」

場内爆笑

箕「だいぶなめしたんだけど、まだ尖ってるよね。」

内「S.I.○.(※2)の尖ってる所を参考にしたりしましたよね。
『あぁこの程度の尖らせ方でいいんだー』みたいな。(笑)」
(※2 ○.I.C.・・・・バンダイから発売されているフィギュアシリーズ。独特のイマジネーション溢れる造形が特徴)




内「あとね、今回フィギュア王の編集長の○山さんがお気に入りのポイントがこのボディのラメ。
このラメは上手くいきましたねーっ!」

箕「いや、もうホントに」

内「昔アストロミュー5(ファイブ)っていうおもちゃがありまして、
子供の頃これの武器コンテストで賞を取った事があるんですけど。」

と、ここで箕輪さんがモニターにアストロミュー5関連の画像を表示。

内「うわー、いいですねぇー!カッコイイーッ!(狂喜)
このデビルバドーの脳みそむき出しみたいなデザインが大好きなんですよね。
これボディの中にモールみたいなのが入っているんですよ。」

と、ここで箕輪さんがモニターにアンドロイドA(エース)の敵役、宇宙人の画像を表示。

内「コイツはボディ自体にラメが入ってるんですよねー。」

私も変身サイボーグなど往年のタカラ系オリジナルSF玩具が大好きなので、
ラメボディがアンドロイドAの宇宙人からのインスパイアだとは想像していましたが、
まさかアストロミュー5にまで話しが及ぶとは思いませんでした。(笑)




内「海洋堂さんは元々模型のメーカーなので、全てを塗装で表現されるんです。
素体にラメを混ぜるなんてのは、もう御法度も御法度で、絶対あり得ない訳です。
前回メッキを使った段階で『メッキって・・・・』という感じで。(笑)
ああいうおもちゃ的言語はないんですよね。」

箕「ボディどうしようかって話しになった時に(自分か内藤さんか)どちらからかは忘れたんですが
『ラメってどうなのかね?』って言ったら
『ラメいいよね・・・・ラメいいよねっ!』って。(笑)」

内「僕ら同じ病気にかかってるんです。死に至る病にかかってるんです。(笑)」

箕「ホントあの瞬間変な確信があって、そのまま何の疑問も持たず『ラメで行きましょう!』と。」

神「その前の段階で『マーブルってどうよ?』ってのもあって、
実際やってみたけどあの大きさだと混ざり方が上手い具合に止まらなくてグレーになっちゃう。
あとラメに関しても粒の大きさにランクがあって、この素体の大きさに対して
どのくらいラメラメしていたらいいのかを何度もトライ&エラーしましたよね。」

箕「内藤さんのスタジオで最後にチェックしてくれって物を見た時、
『コレいいじゃないですかっ!』とその場で大喜びしちゃって。」

内「で僕が『でしょう?』(ニヤーッ)って。(笑)」

箕「ラメ素材って今はポピュラーな素材じゃないし、
僕らだけ喜んでてどうなのかなって思ってたら、
フィギュア王の○山さんが大喜びしてたってのを聞いて絶大な自信を持ってしまった訳です。
これはいけるっ!と。」

内「ま、でも昭和のテクニックですよね。おばあちゃんが買ってくるお菓子みたいな。(笑)」




内「あとデビルズブラッドのボディは、最初はクールなブルーだったんですよね。
だけど、最後に並べてみたら『コレ負けてるよね』と。
一段階前の下品なやつに戻したら、3つ並べた時に良い感じになったよねーと。」

箕「ところでコレ、今回全部入ってるんですよね!」

内「実は僕も今日、初めて知りました。
正義側の変身セットは素体は一部だけでしたが、今回は素体がまるごと付きますっ!」

ここで会場から拍手がわき起こりました。

私はこの4日前、7月20日に第5章の公式サイトが公開された時点で
そこの写真から素体にラメが使用されている事を知ったのですが、
その時の驚きと興奮は、もうとてつもないものがありました。
その当時にうちのサイトの掲示板にも書きましたが、
あのラメで購買意欲が大幅に刺激されたという感じです。
タカラ系オリジナルSF玩具が大好きな私の嗜好に、
モロにジャストミートしてしまったという状態でしたねー。
しかもその素体が今回はまるまる一体分付属すると。(汗)
それでいてお値段すえおきの2500円と。(汗)
この喜びをいったいどうやって表現したらいいのかと、
もうただただ身悶えるばかりで・・・・。
例えるなら「寺内貫太郎一家」(※3)で悠木千帆(現在の芸名は樹木希林)さんが
『ジュリィィィィィッー!』と絶叫している時のような感じでしょうか。
(※3 1974年からTBS系列で放送されたホームドラマ)






と、ここで偶然会場前を通りかかった浅井真紀さん(※4)が捕まり、ステージ上に。
(※4 有名な原型師で、コナミの武装神姫シリーズの共通素体部分などを担当)

ホントに帰る所を偶然捕まえられたらしく、その手には「銀ダラ弁当」が。(笑)

浅「何の打ち合わせもなくて、ちょっとこっち来てって言われてここに運ばれちゃったという・・・・。」
ふと机の上にある第5章のサンプルに気付く浅井さん。
浅「あ、なにこれ!カッコイイ!」
内「色に合わせてみたんだけど、銀ダラの。(笑)」
(写真、右から二番目が浅井真紀さん)




浅井さんにビールが運ばれてきて、乾杯。

箕「浅井君とはアメリカ旅行で一緒の部屋だったんだけど、
俺が起きると浅井君がムクッと起き出して突然おもちゃを持ってきて
『コレすげぇいいんですよー』って寝起きのオレに向かって語り出すという・・・・。(笑)」

内「浅井君、アメリカでも原型作ってるんですよね。」

浅「いつもお世話になってる知り合いの家に、スカルピーを焼くための
オーブンが置きっぱなしになっています。(笑)」

箕「浅井君はいつもちょっとした小部屋の方でずっと物を作ってそこで寝るので、
ベッドメイクが来たときに一つのベッドしか散らかってない訳ですよ。」

内「男の人が二人泊まっているはずなのに・・・・という。(笑)」

箕「散々ベッドで寝ろって言うんだけど、ソファーでしか寝ないんですよ。(笑)」

内「カリフォルニアはフリーですよね、あの辺はね。(笑)」
などと、話はいささか脱線モードに・・・・




箕「では、浅井真紀が実物を見た感想をどうぞ。」

内「ちょっと箕輪さん、普通コレどう?って言われて本人の前で何か言えます?(笑)」

手元のトーチャーマニアをいじりつつ、
浅「いや、カッコイイです。元々ザインが好きなんで。」

内「コレね、肩の所が結構とんちの効いたカタチになってるんですよね。」
とモニターでデザイン画を示す内藤さん。
「ここが『二つ買え』っていう・・・・噛み合うんですよね。」
(写真の一番下の段、左側に注目)

と、会場から「うおぉぉぉーっ!」という物凄いどよめきが。
ここにいるのは全員重症のアッセンブル中毒患者ばかりなので、
こういう部分には過敏に反応してしまう訳です。(笑)

箕「これ二つ買えじゃなくて、単純に二つ合わせた時に軸接続だとずれてしまう。
それは気持ち悪いじゃないですか、遊びとして。
簡単にくるんくるんと回転するのも気持ち悪いのでずれないように切り欠きを付けただけで、
二つ買えとか思ってはいるけど口には出来ないという・・・・。」

浅「それ買えってことですよっ!(笑)」

場内爆笑







ここからはアシッドワームについて。

箕「肩のパーツですが、原型を作る時に楽なようにいろいろな方向から穴を開けたくなかったんですが、
並べた時に『面白くないなー』と。
指が無いバージョンでデザインを既にあげちゃっていましたが、
最後に突然思い立って指を付けちゃいました。」

内「肩のパーツを手の平にしたり、直感的にやれる事が多いですよね。」

箕「肩からもう一本腕を伸ばしたりも出来ます。
今回の第5章は、ビークル的な物よりキャラクターとしての個性を活かそうかなと。」

内「韮沢(靖)さん(※5)に見て貰いたいですよねー。」
(※5 造形師・デザイナー。仮面ライダー剣・カブト・電王などのクリーチャーデザインを担当)

箕「ホントに自由に組み換えて頂ければ良いかと思います。」

内「怪人だから変なカタチになっても、それはOKって事になりますよね。」

神「ちなみにトニーたけざきさんはコレ(アシッドワーム)が一番好きだと言っていました。」

内「僕もアシッドが一番好きですね。
こういうキモいのを商業ベースに乗せるのはなかなか無いんじゃないでしょうか。」

浅「デザインは格好いいけど、スーパーボールみたいなラメはいらねぇなーって思うんですけど・・・・」

内「ちょっと待てぇぃやっ!(怒)」

ここで会場から浅井さんに向けて、一斉にサムズダウンとブーイングの嵐が。(笑)

浅「いや、こいつに関してはスーパーボールのラメがいいなって思ったんですよっ!(汗)」

内「でしょ?今に良くなるって(ニヤリ)。これで素体一体分付くのよ、ラメで。良いだろ?」

浅「なんだろ、部分的にラメだったらどうかなーって思うけど、一体まるまる入ってるんなら何かバカかもって。(笑)」

内「おいっ!(怒)」

場内爆笑







ここからはトーチャーマニアについて。

内「あと少しで顔がス○イハ○(※6)になりますね。」
(※6 アニメ「T○G○R&B○NN○」に登場するキャラクター)

箕「デザイン上、商品として考慮したのはトンカチくらいで、あとは完全にオレの趣味ですね。」

内「トンカチは上半身としても使えますね。」

箕「あと頭に持っていっても大丈夫です。肩に持っていってランチャーとか。」

神「トーチャーマニアは箕輪さんが色を迷った記憶があるんですけど。」

内「最初は金色に塗られてましたよね。」

箕「初めは鈍い真鍮みたいな色で考えていたんですけど、
海洋堂さんに試し塗りをして頂いたら3体揃えてみた時にあまり上手くいかなくて
いろいろ試行錯誤して頂いたらナチュラルなこの色がしっくりいったという・・・・
素体の色に合わせてみたら金色が全然ダメだったというのもありますね。
最初トニーたけざきさんが黒で塗ってましたよね。」

内「黒で塗ってましたね!目の所が赤でちょっと光ってるという。」

箕「あれがすごい良いイメージだったんですが、商品としては地味すぎるかなーと。」

内「でもホントにここまで正確に箕輪さんのデザインが立体化されるのもそうそう無い事ですよね。」

箕「原型師の方がガッチリと几帳面なくらいに拾って下さったんですよね。」

内「トーチャーマニアは大津さんですよね。あの方がトーチャーマニアを作って下さったんです。」

大津さんについては、色の説明の途中で組み換え例が表示され、
そこから話が大津さんの事に。
内「原型師、かつアッセンブルマイスターで、あそこのデカイ奴を組んだ人です。」
と内藤さんにより紹介されました。
あそこのデカイ奴とは、展示Aの上段の大きな作例の事です。
こちら 
ここで会場からどよめきと拍手が。

内「唯一アッセンブルボーグ・ラボ(公式HP上の参加型組み換え画像掲示板)で戦える男ですよね。
僕らはもうあそこには着いていけないです。」

箕「組み換えには多少自信があったんですが、ラボに出入りしている人たちには本気で頭が下がります。」

内「モンスターです。唯一大津さんだけですよね、対抗出来るのは。」

箕「まぁみんな大津さんに倒して頂ければ・・・・。(笑)」

内「大津さんも右手の一つくらいは覚悟しないと・・・・。(笑)」







ここからはハデスポッドについて。

ハデスポッドをいじっている浅井さんを見て、
箕「浅井真紀が大喜びしているという素晴らしい絵面が。(笑)」

内「浅井君、これいくらだと思う?今のご時世で。」

浅「初見のイメージが、アメリカのマーケットで売ってる安いおもちゃみたいだって・・・・」

内「うっせぇよっ!(怒)」

場内爆笑




浅「4ドル95セントとか・・・・」

内「4ドル95って、(それなら)もっと塗ってねぇわ!」

浅「あと動かないし。」

内「ブロー成型だよ!」




内「今回ホントに万超え(1万円強)を覚悟してたんですけど、全然大丈夫な・・・・。
ちょっとこれ、破格だと思います。
ていうか何でその値段で出来るんだって僕らが思ってますね。」

神「分からなかったですね。今もカラクリが分からないです。(笑)」

内「だったら最初から・・・・みたいな感じですけど。(笑)」




内「(ハデスポッドは)バレルズスピーダーに対応する兵器としてやっていこうかと。最初は神宮司さんが。」
ここで会場から「おぉぉぉーっ」というどよめきが。
アッセンブルボーグファンの神宮司さんに対する信頼感には絶大なものがあります。

神「これをしゃべるためだけに私がいるようなもので・・・・。(笑)」

箕「バレルズスピーダーと対になるカタチでコンセプトを神宮司さんがやられて・・・・。」

神「そもそもアッセンブルボーグってフィギュアがメインだったんで、
ビークルってあんまり考えてなかったんですよ。
そこにどうしても私がビークルをねじ込みたくて・・・・。
正義側はバレルズスピーダーだけど、なんか敵側はメカに乗ってる感じじゃないなーと。
気持ちの悪い生き物に融合しているのがいいかと。
ぶっちゃけて言うとナ○ー(※7)なんですけどね。」
(※7 黄○バッ○に登場する敵キャラクター)

内「え?十○鬼(※8)じゃないの?」
(※8 仮面ラ○ダーア○ゾ○に登場する敵キャラクター)

神「十面○よりは○ゾーですね。」




内「最初僕らはこの大きさで作ったらビッ○マッ○(某ハンバーガー)くらいの
大きさになるんじゃないの?って話しをしてましたけどね。」

神「ホントは僕が最初にラフを切って図面を引いた時点では
握り拳くらいじゃないの?って感じでした。
だけどそれを箕輪さんに渡したら、あれよあれよと大きくなって・・・・。」

箕「僕も図面を引いてみたんですよ。三面図の段階では大丈夫かなと思っていたんですけど、
原型見ている間に何だかニコニコしちゃって、上にどんどんディテール足しちゃって・・・・。」

内「だからパーツ構成は神宮司さんが考えて、ディテールを箕輪さんが入れていくっていう感じですね。」

箕「けどドクロのデザインとか顔面とかは・・・・」と、内藤さんを見る箕輪さん。

内「そうですね、とにかく僕は顔を付けて行きましょうと。どれもキャラクターになるようにしたいなーと。」

箕「あれは内藤さんが指示して下さって付けたんですけど、
顔面パーツを外すと赤い目玉みたいなパーツがあるんですよね。」

神「これって箕輪さんが私的に付けたんじゃないの?」

箕「いや、内藤さんが『ここに顔面とかってどう?』って。」

内「ゼ○ラ○(※9)みたいにしましょうよって。
(※9 雨宮慶太さん原作・監督の同タイトル劇場公開作品に登場する敵キャラクター)
キモい顔付けましょうよって。」

箕「そうそう、キーワードとしてはそれで。」

内「そしたら何かホントに怖い感じになっちゃった。」

神「原型が上がってきた時、何か顔が箕輪さんに似てるよね?みたいな。(笑)」




内「でこれが大津さんの手にかかるとこんな風になる訳ですよ。一体だけでこんな事になる訳です。」
と組み換え例をモニターに表示。
内「バイクになってますねー、これも一体で出来ますねー。」
※この辺りは、こちらこちらこちら参照

内「僕思ったんですけど、今までの玩具の中でキモい物だけで
ここまで組み換えの出来る物って無かった気がするんですよね。」

箕「まず日本でキモい物で組み換えっていうおもちゃが無いので・・・・。」

内「アメリカの子供は何かドロッとした物とか大好きですよね。(笑)
10回に1回はスライムが出てくるみたいな。」

神「毒入ってるグミみたいな。(笑)」

内「この虫のおもちゃなんだ?って言ったら、スライムが箱の横に付いてて、
裏のフタから本体の中にドローッて入れて、グシャッ!て潰すという。(笑)」




内「ハデスポッドについてはかなりのプレイバリューがあって、
僕らでは御しきれないくらいのものがあるので、
ラボの方々がどう料理してくれるのかが凄く・・・・怖いくらいですね。」

神「ちょっとだけネタ明かしをすると、
ハデスポッドのパーツ構成はバレルズスピーダーと対になってるんですよ。
大体同じ役目をするパーツで構成されているんです。」

ここで会場から「おぉぉぉーっ」というどよめきが。

内「え?今ホントに俺初めて聞いたよ。あ、そうなんですか!」

箕「僕も初めて聞きました。」

神「プレイバリュー的にはほぼ同等になっているはずなんです。
みなさん挑戦してみてください。」




箕「分解し始めた奴がここにいる・・・・。」
と、ハデスポッドで熱心に遊んでいる浅井さんを見る箕輪さん。

内「どうよ?」

浅「この手のキモ系の奴ってどこに何を組み換えても
デザイン的に「あぁあの部品だ」って分かっちゃうんで組み換えづらいじゃないですか。
でもバレルズスピーダーって1個1個の部品が汎用的なので
どこにでも置きやすいんですよね。
で今組み換えてたら、ハデスポッドはパーツっぽいパーツが綺麗に生まれてくれるんで、
どこに移しても一瞬どこの部品か分からなくなっちゃうのが多いんですよ。
かなり細かくパーツが分割出来るので、
特徴を上手い具合にずらしながら汎用パーツで出来てるのって
非常に珍しいんじゃないかなと思います。」

内「君は頭が良いなぁーっ!」

ここで会場から一斉に拍手が。

と、そろそろ締めという時間になったという事で、
ここで浅井さんが会場の拍手に送られて退場されました。







ここからは締めという事で、トイトライブの3人から一言ずつお言葉が。




まずは神宮司さんから。

神「今回の第5章はジャークノイドばかりだったので、次は僕の方でリベンジしたいかなと。」

内「マジで?行っちゃいますか?」

神「ガンガンやって行きたいねっ!もうたくさん書いてるよっ!」

内「神宮司さんのノート、大変な事になってます。『これスゲー、カッコイイじゃないですかっ!』って言ったら、
『これ次のサ○ラ○ズの企画なんだよね』って。(笑)」

神「これからもジャークノイドを倒すためにガンガンやって行きますよっ!」




次は箕輪さんから。

箕「アッセンブルの次の攻撃があるんでしょうが、
とりあえずはラメボディでまったりと楽しんで頂いて・・・・。
イーグ先生の頭とか付けて遊んで頂くといろんなカラーバリエーションの
イーグ先生が出来たりしますので。
さっき浅井君がガンガン遊んでくれてちょっと嬉しかったですよ。
僕自身もおもちゃ好きから(トイトライブに)誘って頂いた部分もあるので、
みなさんが楽しんで下さるといいなーという所です。」




最後は内藤さんから。

内「とうとう第5章まで来ました。
僕らもここまで来てタカラSFに対するオマージュもかなり気持ちよくやれているので、
これからさらに新しい事に挑戦していきたいなーと。
これでこんな事も出来るんじゃないかというような事もやっていきたいです。
あと僕ら、自分が欲しい物を作ってるだけなんですよ。
なのでそれに沿った物で海洋堂さんが俺にお茶を引っかけない程度の物を
今後も頑張って作っていきたいと思っています。」

と、ここで突然、ホントに突然、内藤さんから爆弾発言がっ!

内「あの〜、ところで僕らがデザインして原型まで出来ている
オリジナルヘッドは今後どのように使われるんですかね?」

司会の女性が少し慌てて「どう、どう使いましょうか?」と。
司「実はまだ商品になっていない、
原型と金型まで出来ているけど使い道がまだ決まってないという物があるんです。」

内「これアッセンブルボーグの新しいキャラクターが作れるっていうブツを作っているんですけど・・・・。」

司「そうですね、それはちょっと別室でご相談させて頂きたいと・・・・。」

内「じゃあみなさん、ぜひプレッシャーをかけて頂いて(笑)、
これからも良いアッセンブルライフを送って下さい。
えーと予約開始は9月ですか?」

司「そうですね10月1日発売分に関しては、9月23日(祝日)から予約開始となります。」

内「何かスゴイ思い切った事もイベントでやっていこうってのもありますよね?」

司「そうですね。いろいろ今ネタを考えております。」




さらに司会の女性からここで、
トークライブ来場者にミニアッセンブルボーグと冷たい飲み物が配布される事がアナウンスされました。
会場から「おぉーっ!」という歓声と拍手が。

内「でもゴメンナサイ、ビールじゃないんですよ。
『ルービーじゃ、いーなー』ですからね。」と、なぜかベタベタな業界用語の内藤さん。(笑)




さらに神宮司さんからは、最後に来場者に向けて熱いメッセージが。
神「次のワンフェスまでに腕に自信のある人は、自分のオリジナルパーツをガンガン作って下さい!」

と、ここで会場から「おぉーっ!」とどよめきが。

神「僕らだけじゃなくてみんなと一緒に作っていきたいと思ってるんで、
みんなのアイデアをどんどん立体として昇華していけばもっともっとみんなが楽しくなれるんじゃないかと。」

内「次に震災がなければ版権は出るんですよね。」

神「よっぽどの事がなければ降りると思います。」

内「今回すみません、版権がですね、他の所止めといて海洋堂だけが出す訳にはいかないだろうと。
今回応募して頂いた方には申し訳ないのですが・・・・。
皆さんと一緒に作っていきたいと思います。よろしくお願い致します。」

神「期待してるよっ!」

実は私は、今回のワンフェスではアッセンブル関係のディーラー全てに
版権が降りなかったという事をこの日の朝に初めてネットで聞き、
その事に対してずっと疑問を持っていました。
しかしこの内藤さんの説明を聞き、その疑問が一気に氷解して非常にスッキリしたという印象です。
こういった説明は本来ならば内藤さんの口からではなく、
海洋堂側からディーラーやワンフェス参加者に対して
正式にアナウンスするべき事じゃないかと思いました。
少なくとも次回のワンフェスにアッセンブルボーグの自作パーツでディーラー参加しようという人のためにも、
アッセンブルボーグの公式サイトにお知らせとしてちゃんと載せるべき事だと思います。
(いろいろと諸般の事情があるのは理解出来るのですが・・・・)







この後はスタッフさんに混じって、
内藤さん自らもミニアッセンブルボーグ(というかミニジャークノイドエグゾ・クリアバージョン)
を配っておられました。
見渡すと、この日のトークライブ来場者はざっと70人くらいはいたでしょうか。
この時間は海洋堂ブースから少し離れた別の場所で江頭2:50(※10)さんのライブが既に始まっていたので、
この時点でここにいる人はかなりのアッセンブルマニアだと言えると思います。(笑)
(※10 過激な芸風で大人気のお笑い芸人。上半身裸に黒スパッツ姿がトレードマーク)
写真は来場者に配布するために冷やされていたジュースたち。




ジュースとミニアッセンブルボーグの配布後、プレス向けにステージで撮影が行われました。
内藤さんの凄い百面相状態に注目。(笑)
ホントにサービス精神が旺盛な方です。
私は漫画家さんというともっと偏屈で理屈っぽく、内向的な様子を想像してしまうのですが、
内藤さんは気さくで明るく、まさにそういうイメージの対極という感じの方ですね。
この日のトークライブもほとんど内藤さんが進行役だったのですが、
面白おかしく話を脱線させつつも、そこからごく自然に元のレールに戻していくそのテクニックには、
聞いていて思わず舌を巻きました。
強引に話を元に戻すのではなく、ごく自然にという所がスゴイと。
その絶妙なバランス感覚というか手綱さばきは、
現在第一線で活躍している芸能人なみなのではないかと感じました。




私はこの時ステージの端の方にいたのですが、しっかり目線を頂きました!
一般のファンに対してもこういう細かい配慮をして下さる方なのですよねー。
もうホントに感動ものです。
箕輪さんからも目線を頂きましたが、ちょっと写真を失敗。(涙)
神宮司さんからもおそらく目線を頂いていますが、格好いいサングラスでよく分かりません。(笑)







以上、開始から約1時間でトークライブは終了しました。
時に脱線しつつも実に内容の濃いトークが聞けて、もうホントに大・大満足でした。
こういうファンとの集い的なイベントは、ぜひぜひまた開催して頂きたいと思います。







おまけ
その後、秋葉原の新ラジオ会館1号館7Fに移転した海洋堂ホビーロビー東京にて
第5章の各アイテムが展示されているという情報を入手!
ワンフェスの時より明るい条件で撮影出来たので、
ここでも改めて紹介してみたいと思います。
ワンフェス当日には仕事や遠方で幕張に行けなかったという方も、
秋葉原に行く機会があればぜひその目で実物をご覧になってみて下さい。




まずは全景。
店舗入り口の大きなショーケースの一段に第5章が展示されています。
写真はガラスの反射で少し見にくいですね。(汗)




ワンフェスで展示されていた、アッセンブルマイスター大津さんによる
あの大型の作例もありました。





デビルズブラッド




アシッドワーム




トーチャーマニア




ハデスポッド








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