ワンダーフェスティバル2012夏 レポート
(アッセンブルボーグ関連のみ)


2012-07-29





毎年夏と冬に行われているワンダーフェスティバル(通称ワンフェス)ですが、今年の夏も行ってきました。
そこで海洋堂ブースのアッセンブルボーグ関連のみについてレポートしてみたいと思います。

今回の海洋堂ブースは「海洋堂 ネオカプセル(仮)パイロット版」と「アッセンブルボーグ」の2本柱。
アッセン関係のスペースは多少こじんまりとしてはいましたが、お試し台(試遊スペース)もいくつか用意されていました。
またアッセンブルマイスター大津さんが常駐して、組み換えをデモンストレーションしているスペースもあり。
その大津さんからお話を伺う事が出来ましたので、写真のキャプションでも適宜触れていきたいと思います。
大津さんには終始にこやかに、大変フレンドリーに接して頂きました。
ありがとうございました。







まずは2012年9月1日発売の「ラストラン」の展示について見てみましょう。
素体に6種類のヘッドとブレストが付属しているという商品仕様が
大変分かりやすく展示されていました。
このうち3種類のヘッド・ブレストパーツは第一章の物と基本的に同じデザインですが、
あとの3種類はトイトライブのお三方がそれぞれデザインされた新規の物になります。
また大津さんのお話では、今回のラストランには手持ち武器は同梱されないとの事。
手持ち武器が付属している第一章は現在在庫切れになっているので、
新規ユーザーにとってはそれらの武器の入手が難しいのは残念な点です。







ブリスターのデザイン。
台紙上の「LAST RUN!」の文字と、ブリスターの「CODE EX」の文字に注目。







第一章ともまた違った印象となるラストランのミスターたち3人。
やっぱりガンメタルの黒いボディはクールでカッコイイですね。
ブレストがメッキではなく塗装なのもまた新鮮な感じ。







大津さんに確認した所、ラストランの頭部はインナーヘッドが無い仕様となるそうです。
あの二重構造だと頭部をボディから取り外しにくいという事に対処したとのお話。
お話を聞いている時にご一緒していたアッセン友人のN.A.Oさんから
「サイバーの頭部だとムクの構造が分かりやすいですよ」とのアドバイスを頂き、撮影してみました。







ではラストランの新規ヘッド・新規ブレストパーツを見ていきましょう。
まずは「NIGHTOW VER.」
なにやらスゴイ悪役っぽい面構えですね。
ところで内藤さんはNAITOUではなくNIGHTOWなのですね。
今回初めてその事に気がつきました。







次は「JINGUJI VER.」
スニーキングミッションに適していそうなデザインが大変そそります。







こちらは「MINOWA VER.」
鉄仮面風の恐ろしげな顔つきですね。
なんだか今回のラストラン用新規ヘッドは、3種類とも悪役成分が高めの印象があります。







写真のようにアクションポーズでの展示もありました。







こうしてファースト素体を改めて見ると、シンプルなデザインながら実にかっこよく、また良く動く事を実感します。
ここで一つ注意を。
前述しましたが、ラストランにはこの写真にあるような手持ち武器は付属していません。
またそれらが付属していた第一章のアイテムは、現在全て売り切れとなっています。
これは新規ユーザーにとってはいささか残念な事だと思います。







新規ヘッド後頭部のディテール。
もしかしたら新規ヘッドの後頭部ディテールは、当サイトが公開一番乗りかもしれません。







新規ヘッド後頭部ディテールを斜め後ろから。
後ろ側にも細かいディテールが入っています。
決して手を抜いてないのが良く分かりますね。







さてここからはこの日遂に発表された新素体についてです。
事前の通告はほんのほのめかし程度で、当日会場にてまさに電撃的に発表されました。
こちらについてもアッセンブルマイスター大津さんにお話を伺いましたので、それをまとめてみましょう。

まず最初にこれは第六章ではなく、「アッセンブルボーグ第二部とも言うべき新章」という位置づけとの事でした。
その新素体は、往年のタカラオリジナルSF玩具である変身サイボーグやアンドロイドAを髣髴とさせる物。
またミクロマン200Xのミリタリーフォースやマグネフォースにも通じる魅力があると感じました。
元々アッセンブルボーグシリーズにはタカラオリジナルSF玩具へのリスペクトがありましたが、
今回はさらにそれが強まった感があります。

※変身サイボーグについてはこちらを参照
※アンドロイドAについてはこちらを参照 (ページの一番下で紹介しています)
※ミクロマン200X・ミリタリーフォースについてはこちらを参照
※ミクロマン200X・マグネフォースについてはこちらこちらを参照

具体的な素体の構造としては、内部メカ+外装パーツの組み合わせという部分が注目するべき点。
現在考えられている段階では、内部メカにはシルバーなどメタリック系の塗装が施され、
それをスモークグレーのクリア外装パーツが覆うという形になりそうだとのお話でした。
ただし腕やスネなどの細いパーツに関しては、クリアカバーパーツではなく塗り分けで対応する予定との事。

内部メカパーツおよび外装パーツには、ジョイント用3mm穴が多数存在。
初めから組み換えを前提として設計された素体という事ですね。

なおこの新素体はあくまでも「正義側専用の素体」であるとのお話でした。
従来のように正義側と悪側で素体の使いまわしはせず、
悪側にはまた別のデザインの素体を用意したい意向だそうです。
また悪側の素体については「人間型ではない可能性も」とのお言葉もありました。
これはあくまで個人的な推測ですが、待望の動物型素体は悪側からの登場となるのかもしれません。

第一章では同型素体を用いてミスター・バロン・サイバーと3種が発売された訳ですが、
今度の新素体でもそのような販売形式になるのでしょうかとお尋ねした所、
ラストランのようにボディ×1+ヘッド・ブレスト複数のセットとなる可能性もあるとのお答えでした。

新素体には第一章のような手持ち武器は付属するのでしょうかという質問については、
「第一章の素体とバレルズスピーダーというように素体と何らかのメカという組み合わせでリリースするかも知れず、
それなら手持ち武器は不要かもしれない」とのお考えでした。
ただしもしかしたら実際にはバレルズスピーダーに相当する商品は発売されず、
素体にタップリと手持ち武器が付属するという可能性もあるとか。

とにかくこの日に発表されたことはあくまでも予定というか未定のため、
実際の商品は大きく違ってくる場合もあるとのお話でした。

値段についてはこれが今後のベーシック・スタンダードとなるため、
第一章とはなるべく離れた金額にしたくないとの事。
しかし生産工場の人件費の高騰で、なかなか大変だとのお話でした。

具体的な発売は来年で、その時期はまだ未定だそうです。



さて、それでは当日会場にて発表された図案を見てみましょう。
図案は表裏に印刷されたチラシ状の物で、壁のいたる所に貼り付けられていました。
下の写真はその表側のイラストです。

各関節部のリボ球の大きさや、ボディパーツに用意された3mmジョイント穴の位置や数など、
このイラストだけでもかなりの情報が読み取れます。
どうやら頭部・胴体・腰・太ももにカバーパーツが使用されるようです。
頭部は第一章のようなインナーヘッドではなく、
このイラストのメカヘッドパーツ前面中央の3mmジョイント穴にフェイスパーツを装着する形になるそうです。
これによりインナーヘッドの再現と頭部の取り外しやすさの両立が図れる訳ですね。







下の写真は図案裏側の上半分。
まずは山口勝久さんが叩き台として新素体を作り、
それに内藤康弘さんがディテールを加えていくという作業からスタートしたとの事でした。







下の写真左側は図案裏側の下半分。
うっすらと見える原型写真の上から、内藤さんがディテールを書き足していっている様子が分かります。
写真右側は左側の写真のイラストを一部拡大した物。
背中にはバックパックの存在も示されていますね。
クリアランスについての書き込みの文字から、
現在のようなごく初期段階で既に遊びやすさを考慮して設計されているのが伝わってきます。
実際にはこうしたやり取り・キャッチボールを何度もして、完成に近づけていくのだそうです。







以上、簡単ではありますが2012夏のワンフェスでのアッセンブルボーグ関係の展示についてレポートしてみました。
とにかくラストランで全てが終わる訳ではなく、まだ続きがあるという事が分かっただけでも収穫でした。
次回の冬のワンフェスでは試作原型の展示があったりすると非常に嬉しいですね。
そして次の夏のワンフェスにて新章を大々的に発表、秋から発売開始というのが理想的な展開ではないかと思います。

夕方にはトイトライブの箕輪さんもいらっしゃっていたので、
「今後の悪側の展開にも期待しています!」とお声をかけさせて頂きました。
今回発表された正義側の後に続くはずのまだ見ぬ悪側も、
きっと従来の物よりも大幅にパワーアップする事でしょう。
まだまだ楽しみはずっと続きます。









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