ワンダーフェスティバル2013夏 レポート
(アッセンブルボーグ関連中心)


2013-07-28



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毎年夏と冬に行われているワンダーフェスティバル(通称ワンフェス)ですが、今年の夏ももちろん行って参りました。
そこでいつものように、海洋堂ブースのアッセンブルボーグ関連を中心にレポートしてみたいと思います。

今回の海洋堂・アッセンブルボーグブースの目玉は、何と言っても新素体が色のついた状態で展示されている事。
前回の冬のワンフェスでは、まだ原型から複製したレジンキャストそのままの状態でした。
また事前にチラッと告知された謎の新素体も初公開。
さらにお試し台(試遊スペース)の机もいくつか用意されていました。

別卓にはアッセンブルマイスターの大津さんが常駐されており、
私がお邪魔した11時頃にはトイトライブの神宮司さんもいらっしゃいました。
そこでお二人に新素体や今後の展開についてお話を伺わせて頂きました。






まず大津さんに質問させて頂いたのは、今回初めて公開された謎の新素体の事です。
この日の数日前にweb番組「海洋堂でSHOW!?」にて神宮司さん・・・・もといアストロ犯罪者のザインさんがチラッと見せてくれた物ですね。
とにかく何の説明も無く突然出てきた物なので、その商品としての立ち位置からして分からなかったのです。

大津さんによると、既に発表されている新素体(ネクサス)は可動を重視した物で、
それに対してこちらは組み換えを重視した新素体だとの事。

デザインは神宮司さんで、原型は大津さんが製作。
なるほど、確かに一目で組み換えに使えそうなパーツの集合体だと分かりますね。
アッセンブルボーグ第四章である
ワイルダネスクローラー、ストラトフライヤー、アビスシーカーなどと同じような感覚で遊べそうです。
デザイン的にバレルズスピーダーなどとも共通する部分があるように感じました。
(第四章の3種とバレルズスピーダーのデザインは神宮司さんによるもの)

名称・価格・発売時期についてはまだ発表出来ないとの事でした。
しかし今までは新情報の発表はフィギュア王などの雑誌が一番早い状態でしたが、
今回の組み換え重視系新素体についてはweb(公式ページ)での発表が一番最初になるはずとおっしゃっていました。
また名称については、大津さんが会話中に「アーマロイド」とポロッとおっしゃっていたような気が・・・・?

さらに可動重視系新素体(ネクサス)よりも、実はこちらの方が先に完成していたという驚きの情報も。
ネクサスについて今まで語れなかったのは、その際にこの組み換え重視系新素体についても触れない訳にはいかないからだったとおっしゃっていました。
そのお言葉からも、可動重視系新素体と組み換え重視系新素体、この2種類で一つの新展開なのだというコンセプトがよく分かります。

また可動重視系新素体(ネクサス)について、シルバーの内部メカにクリアシャドーのカバーパーツという事で、
往年の名玩具アンドロイドAとのデザイン上の共通点についてお話した所、
可動重視系新素体をアンドロイドAの超人とするなら、組み換え重視系新素体はアンドロイドAのロボットに相当するとも言える、とのお言葉も。
「なるほど!」と思わずヒザを打ちました。
※アンドロイドAについてはこちらを参照 (ページの下の方で紹介しています)






次に可動重視系新素体(ネクサス)について質問させて頂きました。
A(ミスターアッセンブル)、B(バロン)、C(サイバー)、
そして今回は3人が1パックというラストランと同じ仕様という事で、
E(エッジ)、F(ファング)、G(ギャリバー)と来た訳ですが、
「D」は誰なのか?という疑問です。

神宮司さんによると、Dはトライストライカーの中の人こと透明ボディのあの人だそうです。
今までに何かで一度名前が正式に発表された事があったとの事でした。
(具体的な事は失念されておられました)

また可動重視系新素体(ネクサス)には、今までと同様シークレットノートが付属するとの事。
毎回素晴らしいストーリーCGや今後の予告にワクワクしていたので、これは大きな朗報でした。

※その後、アッセンブルボーグ公式ツイッターに内藤さんご本人から以下のようなツイートを頂きました。
「Dはドローン(Drone)でござる…!!」
ありがとうございます。






今回の新素体で初めてアッセンブルボーグを知ったという人が意外に多いという話の流れから、
現在品切れになっている商品の再販についての話題になりました。
原材料費が上がっているという事はもちろんですが、
なによりも工場での人件費が高騰しているとの事。
再販したとしても、当時のままの値段で出す事は不可能に近いとのお話でした。
では値上げすれば良いかというと、果たして値上げしても買ってくれる人がいるのか?という事で、
再販については非常に判断が難しいとおっしゃっていました。
という訳で現在まだ在庫がある物に関しても、可能な限り早い段階で入手しておいた方が良さそうです。






今後の展開については、神宮司さんにお話を伺いました。
まず神宮司さんが「女性素体はですね・・・・」と口火を切られたので、
その場に集まっていたアッセンクラスタの面々が思わず身を乗り出した所、
「当分出ません」とのお言葉に一斉にコケるという一場面も(笑)。
しかしむしろこれはチャンスで、ワンフェスのディーラーさんにはアッセンに関しては版権料を取っていないので、
オリジナル女性素体をガンガン作って欲しいと熱く語っておられました。

またこの数日前にアメリカ・サンディエゴで開催されたコミコンでの新素体の出品など新たな米国展開についても、
ぜひ成功して欲しいとおっしゃっていました。

アメリカ人にとってはアッセンブルボーグの値段設定は少し高いと思われているとの事。
基本的に向こうの玩具は、ホットトイズのアクションフィギュアなどに代表される2万円位の凄く高い物(いわゆるホビー)と、
1000円程度のいかにもちゃちな子供向け玩具との2種類しかなく、日本の玩具はそのちょうど中間に位置しており、
それが普及を妨げている要因のひとつにもなっていると分析しておられました。
しかし爆発的にヒットしなくてもアメリカで受け入れられてそこそこ売れれば、
人口が日本よりも遥かに多い分、かなりの売り上げになるのではないかと。
そしてアメリカで売れれば、さらに新しい商品をどんどん出していけると希望を語っておられました。
そのためにファンの皆さんは個人でweb上にてどんどん海外にも宣伝して欲しいとおっしゃっていました。






今回チラッと内藤さんもブースの方にいらっしゃったのですが、ご挨拶程度しか出来なかったのが残念な点でした。
大津さんとお話して、それじゃあ今度は内藤さんにお話を・・・・と思ったらもう姿が無かったという(涙)。






さて、それではアッセンブルボーグ関連のブースを実際に見て行きましょう。






まずはイントロダクションとして大きなボードにて新素体が遂に完成した事を告知。
内藤さんと大津さんのタッグによる仕事である事が大きく示されています。






ブースの壁際各所にあった等身大の立て看板。
しっかりと3形態分が用意されていました。






お試し台(試遊スペース)の様子。
常に数人が座ってカチカチしているという盛況ぶりでした。






アッセンガチャ。
4×2のベンダーが、午前11時半頃には全て売り切れ状態になっていました。
私は大津さんとひとしきりお話させて頂いて、さてそれじゃ回そうかと思ったらこのありさまで・・・・(涙)。
正直、まさかこんなに早く無くなるとは全く思ってもいませんでした。
「売切れみたいです」と大津さんに報告した所、やはり全く予想していなかったのか非常に驚いておられました。
この人気ぶりからすると、正式に商品として展開してもイケルのではないかと思います。
その際、ガチャでしか入手出来ないスペシャルパーツをレアとして混入するのもアリかと。







フィギュア王限定版「クリムゾン・ギア」
新素体アッセンブルボーグネクサスのいわゆるカラバリ(カラーバリエーション)ですが、
赤やダークグレーの色合いが落ち着いた感じで実に格好良いですね。
なお大津さんによると、このカラバリは通常版とセットで生産したからこそコスト的に可能だったとのお話。
つまりカラバリのみの再生産はおそらく無いという事です。
ただしもしも通常版が凄く売れて再生産するという事になれば、またカラバリをセットで作るという可能性はあるそうです。
しかしその場合はまた違ったカラバリになるケースも・・・・との事。
自分はクリアパーツが通常版のようなシャドーではなく完全に透明な物をリクエストしました。
透明ならそのままでも変身サイボーグ的な格好良さがあるばかりか、
ユーザーが各自で好きなクリアカラーに塗ったり染めたり出来る訳で・・・・。
夢が広がります。






可動重視系新素体、アッセンブルボーグネクサス
パーツの組み換えで3種のキャラクターにチェンジ出来る仕様は、既発売のラストランと同様ですね。
このコーナーでは3種をそれぞれ直立とアクションポーズの両方で展示していました。
最後の写真は各キャラクターの紹介文。
どれだけスゴイ奴かを示すその文章が厨二病っぽくて実に素晴らしいです。(←最高の褒め言葉)







ファング、直立ポーズ
色がついた事によって、前回の展示とはまた印象が大きく変わりました。
シルバーの内部メカにクリアシャドーのカバーパーツ・・・・。
往年の名玩具、タカラのアンドロイドAを初めて見た時のような驚きがありますね。
まさにクールなカッコ良さに満ちています。






ファング、アクションポーズ
商品に同梱されるハンドガンを構えたポージング。
両手で銃を構えるというポーズも何の違和感も無く可能なのはさすがですね。






エッジ、直立ポーズ
前回のワンフェスではファングのみの展示だったので、エッジは日本では今回がイベント初公開ですね。
(この数日前にアメリカ・サンディエゴで開催されたコミコンでは既に今回の展示物全てが展示されていました)
ブレストの大きなフィンや肩のブレードがいかにも高機動型である事を示しています。






エッジ、アクションポーズ
商品に同梱されるソードを逆手に構えたポージング。
立てひざで手の指先を接地、さらにグイッと見上げる視線など、いかにこの素体の可動が優秀であるかが良く分かります。






ギャリバー、直立ポーズ
こちらも日本では今回がイベント初公開となります。
頭部・ブレスト・肩パーツの交換だけでこうも大きく印象が変わるのはやはり凄いですね。






ギャリバー、アクションポーズ
装着するパーツ・キャラクターによって、力強く感じたり軽快に感じたり・・・・。
このセット1つでいったいどれだけの遊びが楽しめるのかと思うと、ちょっと怖いです(汗)。






その隣の展示ケース
ここでは可動重視系新素体(ネクサス)の全パーツとその組み換え作例が展示されていました。
なお組み換えは大津さんが全て商品1個縛りで製作されたそうです。






クリーチャー系組み換え・その1
がっしりしたボディに短い脚、長い腕というクリーチャー的体系も思いのまま。






クリーチャー系組み換え・その2
こちらは大きな一つ目が印象的ですね。





ヒーロー的組み換え
スラリとした四肢やヘルメットを被ったような頭部など、このようなヒーロー的組み換えももちろん可能。
背中にマウントしたハンドガンとソードも特徴的です。






女性素体的組み換え。
公式ページのトップに物凄く小さい画像で表示されている物です。
大津さんのお話によると、製作にはかなり苦労されたとか。
非常にテクニカルな部分もあるので、おそらく写真を見ただけではユーザーがこれを再現する事は出来ないのではないかとおっしゃっていました。
リボ球が乳房だったりダブルジョイントがそのまま腹パーツになっているなど、リボジョイントを巧みに使ったパーツ構成が素晴らしいです。
またポニーテール状のパーツのおかげで、頭部の後上部にも接続穴がある事が確認出来ました。






可動重視系新素体(ネクサス)、パーツ構成
こうして見ると実はそれほどパーツ数は多くないという事が分かります。
それであれだけ様々に遊べるという事は、
いったいどれだけの知恵やアイデアが注ぎ込まれているかという事ですよね。





組み換え重視系新素体の展示ケース
数日前にweb番組「海洋堂でSHOW!?」にて神宮司さん・・・・もといアストロ犯罪者のザインさんがチラッと見せてくれたのがこれです。
ポージングは、直立とファイティングポーズと床パンの3種。






組み換え重視系新素体、直立ポーズ
横に大きく広がったハンマーヘッドシャークのような頭部が特徴的。
この横に広い頭部というのもアンドロイドAのロボットっぽいイメージですね。
鉤爪状の手首パーツも目を引きます。
なお最後の背中からのカットですが、多重露出っぽくなっているのはブレではなく鏡を撮影しているからです。
(後の2つの背中からのカットも同様)






組み換え重視系新素体、ファイティングポーズ
頭部と胸部のクリアシャドーのカバーパーツ、そして全身のオレンジのアクセントカラーに注目。
この辺りは可動重視系新素体(ネクサス)とのデザインの繋がりを感じさせる部分ですね。






組み換え重視系新素体、床パンポーズ
(床をパンチしているポーズ、洋画「アイアンマン」などで有名)
細かいパーツをリボ球で繋ぐという仕様の為、このようなポーズも自由自在。
組み換え重視系素体だからといって、決して可動重視系新素体(ネクサス)に比べて可動が劣っている訳では無い事がよく分かります。
とにかくじっくりと見れば見るほど、組み換えに使えそうなパーツの集合体だと実感出来ると思います。
接続穴の量がハンパ無く、またそれらが単なる穴ではなくキチンとデザインとして機能している点がさすがだと言わざるを得ません。













さてここからはアッセンブル関係から少し離れて、
企業ブースで個人的に気になったポイントを見てみましょう。






まずはユニオンクリエイティブ・ブース。
「カプセルおみくじ イカ娘編」。
ガチャ形式での販売となるようです。
1回300円でこの出来の良さは素晴らしいですね。
イカちゃんファンとしては絶対に全種ゲットしたいと思います。






海洋堂公式イメージガールである「はちきんガールズ」のステージ。
写真では分かり辛いですが、屋内でのステージで照明無しだったので結構暗いのが残念な点でした。







ART STORM/FEWTURE MODELS・ブース。
海外ドラマ「FRINGE」から、ウォルター・ビショップとその息子のピーター・ビショップの1/6アクションフィギュア。
事前情報が全く無く、突然会場でこれを目にしたので凄く驚きました。
思わずニヤリとするほど似ています。
オリビア・ダナム(主役の女性)やブロイルズ(その上司で眼光鋭い黒人男性)もぜひ発売して欲しいですね。






ART STORM/FEWTURE MODELS・ブース。
「EX合金 ボーンフリー号」
かねてからキチンとした立体物が欲しかったので、まさにキターッ!という感じです。
円谷倉庫Uのボーンフリー号は出来は良かったのですがちょっと小さくて。
EX合金カテゴリはバンダイが製品化しないような懐かし系メカを次々に立体化してくれるので、オジサン世代としては感涙ものです。













さてここからは企業ブースを離れて、
ディーラーさんで個人的に気になった所を見てみましょう。
なお紹介は卓番号の順番です。






4-05-18 「工房beowulf」
アッセンブルボーグ対応オリジナル武器など。
今回はついにミニ・バロンとミニ・サイバー用のパーツをリリースして下さいました!
前回のWF、いやそれ以前のアッセンオフ会でお会いして見せて頂いた時からずっと待望していたので、感無量です。






5-02-15 「A-1(あー・あいんす)」
6-inchハイエンドミクロマン。
figmaなどと同じくらいの大きさですね。
3種ともカラーレジンで成型されていました。
(写真は一部を塗装した状態)





5-16-16 「玩楽家」
新作の「殊-10」 (アッセンブルボーグ オリジナル武装パーツセット vol.2)。
残念ながら今回のWFには間に合いませんでしたが、
かわりに試作品(原型?)を自由にいじれるような試遊スペースを用意して下さっていました。
かなり凝ったパーツ構成で、実に遊び甲斐のある逸品です。
(写真は同じ物を表と裏から撮影した状態)





5-19-03 「大帝國ビルト」
デスクロス、ニューアクロイヤー(共にマグネフォース改造パーツ)。
強化スーツ(ミリタリーフォース改造パーツ)など。
市販品に改造パーツを組み合わせて当時の商品を再現するというコンセプトが秀逸ですね。






5-22-12 「MJSガレージキット」
ふたばちゃんねるの猫板でおなじみの猫たちを次々と商品化しておられるディーラーさんです。
(それ以外に版権キャラ物もあり)
右の写真、「のびーるたん」の巨大展示は今回も健在でした。






5-23-02 「はっぴーベル」
ミクロマン関係の新作はアームロイドセット。
前回にも販売された「アクロカノン・アクロジェットセット」と対になる存在ですね。
右の写真は参考展示のミクロロボット用ゴムキャタピラ。
当時品をオークションなどで見かけても経年劣化でキャタピラが切れているケースが多いので、これはスゴイ目の付け所ではないかと。
ただ、いかんせんニッチすぎ・ニーズが少なすぎなのではないかと自ら苦笑しておられました。
またミクロロボット・ロボットマン・メカアクロイヤーのゴムキャタピラを製品化したいとおっしゃっていたので、
ダイアクロンのロボットベース用もぜひとリクエストさせて頂きました。







5-28-03「ぬるまる堂VSパンダ屋本店」
ミクロマン・メイドコマンドなど。
カラーバリエーションがかなりたくさん展示されていたのが非常に印象的でした。






5-31-11「苺大福」
アッセンブルボーグ改造パーツなど。
個人的にはオリジナルのニンジャアクションフィギュアに非常に惹かれました。





6-34-03「SCISSORS REBIRTH」
アッセンブルレディなど。
迷彩ポンチョは写真の他に白黒パターンの物もありました。






7-11-09「タチウオ」
猫魂(ストラップ&マグネット)。
ピンクカンパニーさんから9月頃にブラインドボックス形式での販売が決定したそうです。
1つ500円程度になる予定との事。
楽しみです。





8-16-06「FGeW」
MR.アッセンブル「NEXT」HEAD。
(ミスター用の専用頭部)
内藤さんのイラストがそのまま立体物になったかのような素晴らしい完成度でした。
塗装済み完成品での販売というのも嬉しい点ですね。






以上、簡単ではありますが2013年夏のワンフェスでのアッセンブルボーグ関係中心のレポートを終了します。

可動重視タイプの新素体はもちろんですが、今回発表された組み換え重視タイプの新素体も発売が非常に待ち遠しいですね。
可動重視系新素体だけではなく、それに組み換え重視系新素体を組み合わせる事によって、
双方の魅力がそれぞれ飛躍的に増大するというコンセプトが素晴らしいと思います。

続報を期待して待ちましょう。






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